Company

About us

社長ご挨拶

弊社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
弊社は1923年の関東大震災の時には、祖父であり初代の社長・菊川梅吉が既に職人頭として、装身具製作を行なっていたとのことで創業から既に100年以上が経っている古い会社です。その後、太平洋戦争をはさみいくつもの変遷を経て、父であり2代目の菊川豊が会社登記をした昭和36年(1961年)3月9日が、法律上の会社設立の日になります。私、菊川和伸が現在3代目の社長です。
私は30歳まで、日本郵船という外航海運会社に勤務しておりました。当時、父親が経営していた現在の会社が時代の流れに乗れず、縮小傾向にあり会社を閉めようか、という時期でした。自分が父親の会社に入社するなら、継続しよう、といった父親の意思もあり、また早く経営者になりたい、という野心もあって、郵船を辞め、弊社に入社しました。2代目は80歳近くまで社長の肩書きを外しませんでしたが、実質の経営はすべて私に任せてくれていました。
それまでの、地金もの主体の商品構成から、徐々に宝石も扱い、総合的な宝飾品卸売業者へと変っていきました。また、海外からの直接仕入なども開始し、さらに富裕層向けの百貨店外商部とのタイアップもすすみ、業況は拡大していきました。
しかし、主たる販売先である百貨店自体の縮小や合併等により、弊社も大きく縮小せざるを得ない時期が続きました。百貨店内に最大5店舗あった時期から、最小は2店舗までに縮小しました。その後、百貨店からの要望もあり、現在の5店舗になりました。また、その他出店していない百貨店においても、催事等での商売をさせて頂いております。考えてみれば、生き残りの為に常に環境の変化に応じて対応し、自分達も変化してきた、と言えます。
現在では、総合宝飾品卸会社として、特に伝統的な強みである金製品関係や、海外取引を主体にしたカラーダイヤに、他社にない強みがある、と自負しております。また、売りだけでなく、買取ビジネスや、富裕層がお持ちの宝石の委託販売など、新しいビジネスモデルにもチャレンジしております。
視線の先には、国内だけでなく、海外のマーケット開拓もあり、課題は変化に対応できる若い世代の育成だと、思っています。

会社の指針として、PIIP(ピープ)をあげております。
情熱(PASSION)、イノベーション(INNOVATION)、情報(INTELLIGENCE)、繁栄(PROSPERITY)です。特に繁栄はウィンウィンの原則を最も重視し、ステイクホルダーであるお客様、取引先様、社会、社員、それらすべてとの間に、ウィンウィンの関係があって初めて、会社が繁栄するものと考えております

代表取締役社長: 菊川和伸

わが社の歩みと目指すところ

Our Company's History and Aims

【株式会社菊川の歴史】
株式会社菊川は100年以上の歴史をもっております。
創業者の菊川梅吉は飾り職人出身で、今の墨田区界隈で装身具類の製作をしておりました。当初は、主に銀製の鎖類の製作を得意としており、例えば、服部時計店(今のセイコー)に懐中時計用の銀の鎖を納品しておりました。業容の拡大に伴い、自社に多くの職人を抱えるようになりました。そのころから、鎖だけでなく、さまざまな装身具類から仏像などの工芸品まで、扱い品目も幅広くなっていきました。
息子の菊川豊も加わり、それまでの家内工業から会社と呼べるような組織へと成長してまいりました。
太平洋戦争突入の昭和16年前後から、奢侈禁止という雰囲気のなか、業容は急激に縮小し、最後には休眠状態のまま、終戦を迎えました。
再度製造会社を復興させ、占領軍相手に、銀の洋食器などを製造販売しました。

二代目社長の菊川豊は特に販売(卸/小売)の拡大に努め、昭和30年代初期には、百貨店に装身具類を卸すことができるようになり、その後様々な百貨店相手に売上を伸ばしていきました。

金の取引自由化にともない競合相手も増えたため、販売ルートの選択と集中に努め、百貨店も松坂屋グループを中心といたしました。百貨店店舗内に、自社の販売スペースを確保し、そこに自社の販売員を派遣し、自社の商品をお客様に販売するという、小売の売り上げが大きく伸びた時期でした。

現社長の菊川和伸が、海運会社から転身して営業として参加し、百貨店の外商部門の売上を大きく伸ばし始めた時期でした。それまでの地金関係の製品の製造/販売だけでなく、宝飾品や宝石類の販売にも傾注し、会社の売り上げが一気に伸びました。社員数も大きく増え50人程度までに増加しましたが、バブルの崩壊により百貨店業界も前年売上を大きく下回る環境下、百貨店自体が次から次へと閉店するという時期に入り、わが社も大規模なリストラを余儀なくされました。  平成23年3月11日の大震災が業績のボトムとなりましたが、社員全員が危機感を共有して頑張り、それ以降は、急激な業績の回復をしております。 

社員を大幅に増やして、売上拡大、利益拡大に努めております。また、お客様も、百貨店の店頭のお客様から百貨店外商部の富裕層のお客様、百貨店の法人外商部のお客様(含むTV通販)、一般の会社など、幅広い層に拡大しております。

【今後目指すところ】
世界情勢が、大きく変化し、コロナの終息、ウクライナでの戦争勃発による、新冷戦の動静、インバウンドの復活、2025年大阪万博開催など、これからさらに変化の大きな波が予想されます。そのような商売環境の変化への対応を、常に最先端のDX技術を取り入れながら、対策をとっていきます。また、温暖化などの、気候変動問題など、社会がサスティナブルなものを目指している事へ、弊社としても、SDG’sの観点から、「売り」から、「売り⇔買い」のビジネスモデルの転換を図っていきます。常に変化を読み取り、最先端を歩める企業を目指します。

会社概要

Company Overview

社名株式会社菊川
設立1961年3月9日
資本金2,100万円
本社所在地東京都台東区池ノ端4-16-31
代表取締役社長菊川和伸
事業内容宝飾品全般の小売/卸/製造
主要取引銀行みずほ銀行 根津支店
りそな銀行 上野支店
三井住友銀行 上野支店
商工中金 上野支店
第一勧業信用組合 鶯谷支店
主要取引先大丸松坂屋百貨店様
全国宝飾店様/法人企業様

関西事務所

Kansai office

事務所所在地大阪府大阪市中央区南船場2−11−13 FUKUDAビル402
FAX06-4963-2473

採用情報

Recruitment information

弊社にご関心をお寄せいただき、まことにありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、全ての職種について現在、求人募集は行っておりません。
募集の際は当ページにてご案内いたします。

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